草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

山里の田植え

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2011年 5月 22日 日曜日
■写真をクリックすると拡大表示します。ぜひ、ご覧ください!■

泰阜は寒い春でしたが、やっと五月らしい天気になった昨日、仲間の田んぼの田植えを手伝いに行きました。とは言っても、手伝いと言うにはちょっとおこがましいくらい、ほんとちょっとだけだったのですが。

泰阜は急峻な山里なので、田んぼに大きな機械を入れることができません。今回も小さな田植機と、人海戦術で手植えをしました。

斜面に作られた田んぼは、数えきれないほど多くの石で積み上げられた石垣で作られています。山を切り開いて田んぼを作ってきた先人の営みに、ただただ頭が下がります。

また山里での稲作は水を得ることがとても難しく、沢の奥から水路を築いて水を導いています。その水路の管理は、田んぼの維持以上に大変なことです。沢の水は水温が低くて、稲にとっては厳しいものです。

これらの困難な条件を、泰阜の人たちは長い時間を掛けて克服してきました。懸命に自然と向き合って来た、その知恵と努力を目の当たりにして、私たちも堅実に、謙虚に、仕事をしていかなければと思います。

(慶)

ここのところ肌寒い日が続いていましたが、やっと初夏らしい陽気になりました。動くと少し汗ばんで、外で仕事をするのが気持ちのいい季節です。

田んぼの畔は、裸足で歩くと気持ちいい。田んぼの水もぬるく、稲を植えながら進んで行くと、いろんな虫が現れては消え、現れては逃げていきます。田んぼは小さな命の宝庫。

谷を渡る風が木々を揺らし、植えたばかりの早苗も揺らしていく。ああ、五月だなあと思う。

この稲が黄金色になり収穫が終わると、藁は畑などで使う分を除いて燃やして灰にし、釉薬に仕立てます。乳白色から薄い茶色まで、日本人に愛されてきた藁灰釉です。

6月の展示会では、藁灰釉の作品も多く出品します。山里の実りの色を、ぜひご覧になってみてください。

(葉子)

草來舎の藁灰釉の作品はこちらのページでもご覧いただけます。

東京・名古屋展示会のご案内

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

〒399-1801 長野県下伊那郡泰阜村6218-22 あんじゃね自然学校内
電話番号 0260-25-2171 / FAX番号 0260-25-2850
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※制作中は直接電話に出られませんので、取り次ぎとなります。まずは、メールでお問い合せください。



お知らせ

●12月14日~17日、今年度初めての登り窯を焚きます!

●次回展示会は、5月~6月頃に日本橋髙島屋での予定です。詳細が決まり次第お知らせ致します。

 

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