草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

「道路愛護」という協同作業

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2011年 7月 3日 日曜日
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今日は年に3回行われる「道路愛護」という村の協同作業の日でした。村の地域ごとに割り当てられた道の草刈りを、皆で協力して行うのです。昔でいう「結」の作業です。老いも若きも一戸ごとに一人以上の参加をします。

私もこの村に移り住んだ当初は、実に多くの草花が生えているのに刈るのがもったいないというぐらいの感覚でした。草ぼうぼうにしていて、よく近所のおじさんたちに叱られていました。しかし、たかが草刈りと言うなかれ、草を刈ることには深い意味があり、そして人柄が出るのであります。

ご近所の皆さんの草刈りの丁寧なことには本当に頭が下がります。芸術的ですらあります。刈り払い機や鎌の刃を欠かないように、石を取り除き、なめるように草を刈っているお宅もあります。

草刈りは実は景観や見た目だけのことではないのです。草を刈りこむことによって虫を寄せ付けなかったり、畔や土手の不具合にいち早く気づいたり、なにより草を刈らないと、集落の人の通わなくなってしまった道は荒れて原野に戻っていってしまうのです。人が通わなくなれば畑や山も荒れていきます。獣も薮に紛れて里へ出てきます。草を刈ることは、先人が汗を流して築いてきた道や畑や私たちの暮らす集落を守る為でもあるのです。

皆で草や薮を払って、道も見通しが良くなりすっきりして、車の往来も安全になりました。夏の草刈りの後は恒例の暑気払い。焼肉です。

この辺りでは人が集まると焼肉という風習?があります。老いも若きも焼き肉好きです。今年、私は自治会の会計係で賄い担当です。肉やお酒をたんまり仕入れました。近所の方の手作りの焼き肉台に仲間が焼いた炭を熾して、じゃんじゃん肉を焼きました。もちろんビールも、たっぷり汗をかいた後なので、すすむことすすむこと。楽しい木陰での暑気払い(BBQ)は、昼前から夕暮れまで続いたのでした。

ご近所同士が力を合わせて一緒に汗を流し、旨い酒を酌み交わせるというのは最高です。お酒がすすんで昔のことや苦労話が聞けたりするのも嬉しいことです。若い世代にも村を支える気持ちがゆっくりと伝わる良い場だと思います。こうした絆が地域の景観や環境を守っているのだと思います。いざという時の防災での支え合いもばっちりかな。お互いの顔が見える小さな地域の、楽しい宴でありました。

(慶)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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