草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

稲刈りと藁灰釉の器

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2011年 10月 17日 月曜日
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昨日の16日は、仲間の田んぼの稲刈りでした。

午前中はあいにくの雨。でも午後には一転して秋晴れとなり、短期決戦での稲刈りとなりました。

台風や大雨など幾たびもの試練を乗り越え、やっと迎えた収穫の時。

山間地の田んぼは、畔や石垣など人の手がたくさん掛けられて始めて成り立ちます。大雨のたびの補修が欠かせません。

水の管理など毎日きめ細かく田んぼ見守ってくれた仲間に本当に感謝です。

工房草來舎の代表的な釉薬である藁灰釉は、この田んぼの稲わらによって作られます。

イネ科の植物は細い茎に多くの実を結び、強い風にも倒れない強さを持っています。その秘密が、稲に多く含まれる珪酸なのです。珪酸は熱に強く、融点を高くし、釉薬の粘度を上げてくれます。

そして熱に強いため、釉の中で乳濁して品のある白い色を出してくれます。稲わらと籾殻とでも釉薬にした時の色が異なりますし、灰にする時の焼き方でも色が変わってきます。

繊細ですが自然の素材ならではの奥深さ、色の奥行きがあります。

これからじっくりと稲架に干して、脱穀の後、今年の藁灰釉づくりにかかります。

そしてなにより、稲架に架けられた天日干しの稲のご飯のおいしさは格別。秋の日差しを浴びた、棚田の稲架の美しさもまた格別。

今年の藁灰釉の出来とともに、新米を食べるのも本当に楽しみです。

※草來舎の藁灰釉の器はこちらのページでご覧いただけます。

(慶)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

〒399-1801 長野県下伊那郡泰阜村6218-22 あんじゃね自然学校内
電話番号 0260-25-2171 / FAX番号 0260-25-2850
お問合せはこちらから >>

※制作中は直接電話に出られませんので、取り次ぎとなります。まずは、メールでお問い合せください。



お知らせ

●12月14日~17日、今年度初めての登り窯を焚きます!

●次回展示会は、5月~6月頃に日本橋髙島屋での予定です。詳細が決まり次第お知らせ致します。

 

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