草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

登り窯の窯出し

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2012年 2月 28日 火曜日
■写真をクリックすると拡大表示します。ぜひ、ご覧ください!■

先々週の土曜日、2月18日に登り窯の窯出しをしました。

先週いっぱい他の仕事が立て込んでいて(その仕事についても後日報告予定)、作品を出したはいいものの、そのまま手つかずで1週間が過ぎてしまいました。

窯出しされた作品はそのまますぐに使えるわけではなく、高台裏を擦ったり、他にも引っ付きやざらつきがないかどうか入念にチェック。

特に釉垂れしたものはグラインダーも使いながら丁寧に滑らかにしていきます。

そして窯出し後の楽しみのひとつは、松灰を取ること。1200度を超える登り窯では、薪に使った赤松の極上の灰が取れます。

足かけ5日、90時間近く焚き続け、600束余りの薪を使っても、取れる灰はほんのわずか。写真左のビニール袋1杯分に過ぎません。その貴重な灰を水洗いしてアク抜きをし、手間と時間を掛けて松灰釉に仕立てます。

右の写真は去年の登り窯の松灰で作った釉の鉢。今回の登り窯で焼きました。見込みに美しいビードロがたまってまずまずの焼き上がり。

それにしても、登り窯で焼いた灰釉は、本当に美しいなあ。深みがあって、複雑、それでいて嫌味がない。灰と土と石と炎で、こんなモノができるなんて、何年やっていても感動するし、何年やっていても奥が深すぎて辿り着けないことばかり。

松灰釉だけでなく、林檎灰釉や藁灰釉などの草來舎がずっと取り組んできた灰釉も、様々な表情に焼き上がりました。

写真左が林檎灰釉の片口、右が藁灰釉の花入です。

3月末頃には今回の登り窯の作品も販売開始予定ですので、その時はまたブログでもお知らせ致します。

(葉子)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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※制作中は直接電話に出られませんので、取り次ぎとなります。まずは、メールでお問い合せください。



お知らせ

●12月14日~17日、今年度初めての登り窯を焚きます!

●次回展示会は、5月~6月頃に日本橋髙島屋での予定です。詳細が決まり次第お知らせ致します。

 

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