草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

窯出しのあとの仕事

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2012年 12月 11日 火曜日
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穴窯の窯出しは終わりましたが、作品の仕上げはこれからです。

薪の窯は炎が強く熱い灰が作品に飛ぶので、作品の裏が窯の中の棚に付いてしまうこともあります。その引っ付きをやざらつきを、丁寧に取り除いて磨きます。

でも、ここで高台に傷を付けてしまうと、せっかくの作品が台無し。逆に磨き過ぎても、薪窯らしい野趣が損なわれてしまうので、作品の全体を見ながらバランスよく仕上げなくてはなりません。

裏すりがすんだら、ヒビや割れがないかをチェック。

今回は南蛮のミニ水盤をたくさん焼いたので、水漏れがないかもチェック。荒い土の焼締なので、水がわずかに沁み出てくることもあります。そんな作品は水止めをして仕上げます。

以前ブログでも紹介した角皿は、こんな焼き上がりになりました。

左の写真が焼成前で、右の写真が窯出しされた角皿です。

それにしても、薪窯の焼きは、本当にいいなあ。

土が石になる、灰がのる、滋味があって奥が深い。

二つと同じ物はない。

いくら眺めていても飽きない。

使えば使うほど柔らかみが増す。

窯出しされた作品をひとつひとつ手に取り眺めながら、どれもが激しい炎をくぐりぬけたあとの静けさを身にまとっているようで、こちらの背筋まで伸びてくるように感じました。

●今日の歳時記●

ここのところ、寒い日が続いています。

今日もまるで冷凍庫の中にいるみたい!

自宅から工房へ通う道は、昨日の雪で真っ白。

この道にはついこの間まで、季節外れのスミレが咲いていました。

夏の間、この道は近所のおばあさんが草刈りをしていて、スミレだけを丁寧に残しているのです。

いつも日当たりがよく、人もほとんど通らないので、寒くなったこの頃は、近所の猫のひなたぼっこの場所になっていました。

この猫も、今日は家の中から出られなかったかしら。

(葉子)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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