草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

東京の保育園で出張陶芸教室

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2013年 6月 1日 土曜日
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ここ数年、毎年行っている保育園での出張陶芸教室に、二日間行ってきました。

場所は東京都葛飾区の「砂原保育園」と「そあ保育園」。二つの保育園とも都会の住宅地にありながら、子どもが自然に触れる保育に取り組んでいます。

砂原保育園「一日目は砂原保育園。

砂原保育園は平屋の園舎で、園庭には人工的な遊具はありません。その代わりに小さな山があって、雑草が生えています。

園庭がそのまま、昔の空き地や野原のようになっているのです。

その中で子どもたちは、遊具などの遊び道具がなくても、生き生きと遊びまわっています。

そんな砂原保育園で、この何年か、私たちは3歳児からの粘土遊びと、年長さんとの食器作りの陶芸教室を行ってきました。

子ども達はもちろん、私達も本当に楽しみにしている企画です。

粘土遊び

まずは保育園の広いテラスにコンパネを広げ、たくさんの粘土で粘土遊び。

コンパネの上に山と積まれた粘土に、初めは恐る恐るだった子ども達も、次第に動きが大きくなり、全身で粘土と遊び始めます。

体を使って粘土遊び

体を使って粘土遊び

粘土は腕力がない小さな子どもでも、いろいろなやり方で遊べます。柔らかな粘土は触っても気持ちがいいし、何より自由です!

きれいなお団子を黙々と作る子、トンネル作りに熱中する子。お家や恐竜、作る物も子どもによって様々。

身体を使って声を上げながら思い切り粘土を踏んづけたり、キャアキャア言いながら、高く積み上げた粘土の上でジャンプをしたり、みんなで大はしゃぎ。

そして、たっぷり遊んだ後は、年長さんは気持ちを落ち着けてマイお茶碗作りを行いました。

年長さんのお茶碗作り

作ったのは毎日の給食で使うお茶碗。保育園児なのに少し大きめ!

砂原保育園の給食はとってもおいしい。そして子ども達はたっぷり遊ぶから、みんなモリモリ食べるんです!

心を込めた自作のお茶碗

形ができたら、自分の名前や絵を描き込んで完成。

焼き上がりは7月の予定。これでみんながモリモリ給食のご飯を食べるのが楽しみです。

午後には園の先生や、保護者の方も陶芸を楽しみました。

出来上がったマイお茶碗

二日目はそあ保育園。

そあ保育園は園庭に井戸があり、そこから流れた水が小川になり、小さな池に注ぎ、そこからまた水路になって、その先には畑と田んぼが!

そあ保育園の井戸そあ保育園の畑と田んぼ

そして、園庭の端にはファイアープレイスとクドとパン窯も!

私たちが住む山の中では当たり前のことでも、都会の真ん中では難しいこともたくさんあります。

火を焚くこともそのひとつでしょうか。でも子どもにとって、土、砂、水と共に、火はとても大切なことと思います。

砂原保育園もそあ保育園も、都会だからできないと諦めるのではなく、その中でも何ができるのかを挑戦していて、その姿勢にとても感動しました。

そあ保育園のファイアープレイス、パン窯など

そあ保育園でも、まずは身体を使って粘土遊び。

いろいろな子どもが、それぞれに楽しめる懐の深さが粘土遊びにはあります。

そあ保育園でも、子ども達はそれぞれの楽しみ方で、思い切り粘土遊びを楽しんでいました。

そして年長さんは、クラスで使う湯呑を作りました。

粘土の感触に大喜び

粘土で作った恐竜

そあ保育園では朝一番に、縦割りのクラスごとにお茶を飲みながら朝の会をします。

子ども達が、小さな手で大きな急須からお茶を注ぎ、みんなでお茶を飲む姿は本当にかわいらしい。

湯呑作り

出来上がった湯呑

年長さんは、「なるべく大きさをそろえて重なる形を作る」という難しいことを、緊張感を途切らさずに作り切りました。

午後には、学童保育の2、3年生の子ども達が、学童で使うお菓子皿を作っていきました。

小学生のお菓子皿

すべてのプログラムを終えて、車に機材を積み込んでいると、嬉しいお手伝いが!

園児達が一袋20㎏もある粘土を台車に積んで、車まで運んできてくれました。粘土運びのお手伝い

子ども達みんなに感謝をしながら、泰阜への帰途につきました。

これから、みんなの大切な作品を無事に焼き上げなくては。

私達にとっても、本当に楽しく充実した二日間でした。

(慶)

 

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