草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

木のスプーン

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2013年 12月 14日 土曜日
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穴窯が終わってホッと一息。

本当は、もう登り窯の作品準備が始まっているのですが、今日は気分転換(?)で、木のスプーンを作りました。

材料は泰阜の山桜。

木のスプーン木のスプーン

まずナタで材料の桜を割り、大体のスプーンの形に面取りをします。

木のスプーン木のスプーン

次はノミで形を出し、さらに小刀で仕上げをしていきます。

電動工具は使わずに、手に近い道具でコツコツと。

自分の手でゆっくり削っていくと、その木が持っている個性や癖が伝わってきます。

削るのに手こずる節も、逆目も順目も、虫食いも、生きている木を形にさせてもらっているんだなあ思います。

自分で使うものなので、いろいろな持ち方をしてみたり、時々口に入れてみたり。

自分が使いやすいように、木と相談しながら形を整えていきます。

木のスプーン木のスプーン

スプーンのお皿の部分は彫刻刀で彫り、全体の仕上げは小刀で。

慶がギンギンに研いだ小刀は抜群の切れ味。

山桜の木肌は緻密で、小刀を当てると、ツルンとした鏡のような面が現れます。

切れる刃物で作ったものは、ヤスリがけの必要などありません。

木のスプーン木のスプーン

上の写真が今回のスプーン作りで使った道具。

仕上げには、蜜蝋、亜麻仁油、松脂などで作ったオイルを塗って完成。

これは赤ちゃんの口に入っても安全な、慶特製のオイルです。

木のスプーン

冒頭の写真の桜の木の片割れが、こんなスプーンになりました。

材料で見ていた時からは想像もつかない白い木肌。

小さな節や、ほんのり赤い柄の先も、愛らしいなあと思います。

朝から始めて、夕方には完成。

早速夕食に使ってみました。

木のスプーン木のスプーン

木のスプーンは、軽くて口当たりが柔らか。

今日の夕食は塩漬け鹿肉のボイル。茹でたキャベツとジャガイモとの相性が抜群。

根菜とキノコのスープ。アンチョビ替わりのカツオの塩辛のパスタ。

こうなると、やっぱりフォークが欲しい。

そうだ、あの片割れで、今度はフォークを作ろう。

(葉子)

 

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信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

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お知らせ

●12月14日~17日、今年度初めての登り窯を焚きます!

●次回展示会は、5月~6月頃に日本橋髙島屋での予定です。詳細が決まり次第お知らせ致します。

 

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