草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

冬の楽しみ、凍み大根

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2014年 1月 23日 木曜日
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大寒も過ぎ、泰阜は1年で一番寒い時期になりました。

灰釉作りや登り窯の準備も忙しいのですが、この時期にしかできない、冬の楽しみもあります。

制作の合間を縫って作ったのが「凍み大根」。

夜が氷点下になる日が続くようになって初めて作れる、大根の保存食です。

凍み大根作り 草來舎凍み大根作り 草來舎

輪切りにした大根を茹でて真ん中に穴を開け、藁などの紐を通して何個かを束ねます。それを水にさらし、後は軒下に干すだけ。

凍み大根作り 草來舎こうしておけば、夜のうちにカチンカチンに凍ります。

昼に少し温度が上がれば溶け、夜になるとまた凍る。その繰り返し。

一ヶ月以上経てば、絶品凍み大根の出来上がり。

凍み大根作り 草來舎左の写真は去年の干し上がった凍み大根です。

自然の風や陽の光、冬の寒さが、生とは違った大根の甘みや旨みを作り出してくれます。

有難い!

出来上がった凍み大根を水で戻して出汁で煮れば、お日様の匂いのする、素朴で滋味深い味が口いっぱいに広がります。

去年の凍み大根、盛り付けたのは登り窯で焼いた南蛮鉢。

凍み大根 草來舎鶏肉と干し椎茸、生姜と炊き合わせました。

南蛮鉢の石のような肌合いが、素朴だけれど質実な料理を、しっかりと受け止めてくれています。

南蛮鉢は、登り窯ならではの作品。ガス窯や電気窯では、この風合いを出すことはできません。

2月の登り窯でも、この南蛮鉢を焼く予定です。

(葉子)

 

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信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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