草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

灰釉ができるまで・釉掛け

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2014年 1月 31日 金曜日
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登り窯前の素焼きも終わって、いよいよ作品の釉掛けが始まっています。

今回仕立てた桜灰釉や藁灰釉はもちろん、今まで丹精込めて作ってきた様々な灰釉を、素焼きが終わった作品に掛けていきます。

灰釉ができるまで 草來舎まずはスポンジで器の汚れの拭き取り。

一見汚れがないように見えても、細かいゴミやホコリもきれいに拭き取ることで、釉薬がさらにきれいに乗ります。

この一手間が、作品をより丁寧に仕上げることへの第一歩。

灰釉ができるまで 草來舎灰釉ができるまで 草來舎

写真左は桜灰釉、右は藁灰釉の釉掛け。

草木の灰から作る灰釉は、この釉掛けひとつで焼き上がりの表情がガラリと変わります。

釉の垂れ、厚みや濃度など、ほんの少しのことで全く違った表情になるので、焼き上がりを想像しながら、ひとつひとつが真剣勝負。

灰釉ができるまで 草來舎灰釉ができるまで 草來舎

特に林檎灰釉は気難しい釉薬で、釉のちょっとした厚みの違い、窯の中の温度の違いで、あの美しい青が発色しません。

作った年毎に微妙に違う何種類かの林檎灰釉を組み合わせながら、気が抜けない作業が続きます。

写真右は釉掛けが終わった藁灰釉の器。

内側や側面の釉の垂れが、器にいい表情をつけてくれることを期待。

灰釉ができるまで 草來舎林檎灰釉の焼き上がりはこのような青い表情。

灰釉ができるまで 草來舎登り窯では置く場所によって、同じ林檎でも様々な表情を見せてくれます。

灰釉ができるまで 草來舎手前が藁灰釉、奥が林檎灰釉の鉢。

灰釉ができるまで 草來舎灰釉ができるまで 草來舎

藁灰釉も、土との組み合わせや焼き方によって、こんなにも様々な焼き上がりになります。

灰釉ができるまで 草來舎

灰釉の器は一見地味ですが、どんな料理も受け入れてくれる懐の深さがあります。

同じ土に同じ釉を掛けても、全く同じものは二つとできません。

来週から始まる登り窯の窯焚きで、またどんな器が生まれるのか、一年間の集大成、気を引き締めて頑張ります。

※草來舎の林檎灰釉、藁灰釉の器は、下記のページからご覧いただけます。

林檎灰釉の器

藁灰釉の器

(葉子)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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