草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

登り窯・草來舎の作品 その3 焼締・自然釉の器

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2014年 3月 14日 金曜日
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前回に引き続き、草來舎の登り窯作品、焼締と自然釉の作品紹介です。

焼締 自然釉 登り窯 草來舎焼締 自然釉 登り窯 草來舎

鉄分の強い赤土に、釉薬を掛けずに焼いたマグとビアマグ。

窯の中に置かれた場所によって、自然釉の付き方がひとつひとつ違います。

焼締のビアマグは、ガラスの器と違ってビールの色が見えないのは残念ですが、泡立ちが細かくクリーミィです。

焼締 自然釉 ぐい呑 登り窯 草來舎自然釉のぐい呑。信楽の原土に近い土で、窯の中でも灰が掛かる温度の高い場所に入れました。

これも全く釉薬を掛けていません。

焼締 自然釉 ぐい呑 登り窯 草來舎見どころのひとつである高台はこんな感じです。

カリカリに焼き切った火色、豊かに流れる松灰の自然釉、窯変など、登り窯の醍醐味が、手のひらに乗る小さな器の中に凝縮しています。

焼締 自然釉 花入れ 登り窯 草來舎これも自然釉の花入れ。やはり釉は一切掛けていません。

登り窯の一番下の部屋「胴木間」で、横に寝かせて焼きました。

降り積もった松灰が、花入れの胴体を回ってガラスの雫のように溜まっています。

焼締 自然釉 花入れ 登り窯 草來舎同じ花入れの反対側。焼いた時には上を向いている側です。

十分に降り積もった自然釉が、裏側に流れ込んでいくのが見えます。

焼締 自然釉 花入れ 登り窯 草來舎約70時間、赤松の炎をくぐり抜けた器の表情は、一言では言い尽くせません。

ガス窯や電気窯で焼けば、ただ白く焼きあがるだけの土が、こんなにも変化するのです。

焼締 自然釉 花入れ 登り窯 草來舎

同じく自然釉の花入れ。自然釉の器は、ふたつと同じ焼きのものはありません。

これも窯の中で寝かせて焼きました。この面は、窯の中では下向きになっていた方です。

真ん中から左には美しい自然釉のビードロが、右には窯変でいぶし銀のようなコゲや自然釉が見えます。

焼締 自然釉 花入れ 登り窯 草來舎同じ花入れの反対側。この面は、窯の中では上向きになっていた方です。

熾に埋もれて炭化し、黒ずんでいますが、使い込むほどに艶が出て、濡れた岩のように変化してくるのが特徴です。

焼締・自然釉の器は、ひとつの器の中に様々な表情が混在し、それぞれたったひとつの世界を作り出しています。

また、使うほどに手になじみ、やわらかさを増していくので、使いながら育てていくのも楽しみのひとつです。

(葉子)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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