草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

泰阜に、春も丸太もやってきた。

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2014年 4月 1日 火曜日
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春の花 焼き物 陶芸 灰釉

春の花 焼き物 陶芸 灰釉
春の気配はありながら、なかなか来なかった花の季節。

ここのところの暖かさでようやく梅の花もほころび、

工房までの道すがら、たくさんの花が芽吹いてきました。

春の花 焼き物 陶芸 灰釉

春の花 焼き物 陶芸 灰釉

春の花 焼き物 陶芸 灰釉

美しい花が咲くことだけでなく、春は本当にうれしい季節。

寒さにこわばってきた身体が解けてきます。

ひどかった手荒れも、みるみる治まってくるのが不思議です。

花だけでなく、大きな赤松の丸太が登り窯の前に届けられました。

森林組合の方々が届けてくださったのです。

年輪を数えてみるとちょうど100歳あまり。

立派な赤松です。

古式の日本建築では梁として重宝された赤松ですが、

まっすぐな外材に押され、在来の工法も失われつつある昨今、

使われることもなくなってきています。

曲がった赤松を活かせる技を持つ大工さんも少なくなりました。

脂があるので薪にも喜ばれず、建材にも使いにくいので、

悲しいことに厄介者扱いされることも多い赤松です。

ここ泰阜村でも、伐られずにきた赤松が大きくなってしまっています。

春の花 焼き物 陶芸 灰釉

この赤松の年輪をたどると、この泰阜村での森と人の関わりが見えてきます。

若木の頃の年輪は混んでいて、天然の実生からの発芽だと思われます。

なんとか発芽した後も、十分光がない中で50年近く成長しています。

そのあとに急に年輪の幅が広くなります。

おそらく周りの木が多く伐られて光が十分に当たるようになり、

枝葉を十分に伸ばせたのだと思います。

葉が多くなれば成長も促進されます。

そのあとの年輪はまた混んでしまっているので、

手入れがされなくなった暗い森の中で、ゆっくり大きくなってきたのだと思います。

太い丸太で節も多いので、何本かは大割にして、登り窯の胴木間を炙る薪にしようと玉伐りにしました。

樹齢100年の一番太い丸太は、チェーンソーで板に挽いて家具に仕立てようかなと思っています。

(慶)

 

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信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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