草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

焼締自然釉筒花入 [f0003] 120,000円

 カテゴリ : 商品, 商品ジャンル, 焼締自然釉, 花入・花器・花瓶, 花瓶, 釉薬 | 2010年 10月 20日 水曜日
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f0003

焼締自然釉筒花入  (f0003)

販売価格(税込)
¥120,000
在庫状態 : 売り切れ

もっとも素朴な形の筒型の花入れです。

登り窯で100時間以上焼き、それを3回繰り返して焼き重ねました。豪快な「焼締自然釉」の味わいを思う存分楽しめます。

「自然釉」とは、施釉せずに窯の中で薪の灰が器に降りかかり、器の土と融けあって自然と釉になったものをいいます。いわば窯の中で土と薪の炎が作り上げる焼き物なので何より土がものをいいます。自然釉の花入れには極上の土を使用しています。

この花入れは、薪が燃えさかるそのすぐ脇に、窯の床に横にして焼成しました。床に融着しないように耐火粘土に赤貝を被せた上に直置きします。この焼き方は「自然釉」が焼ける方法ですが、薪が当たって壊れたり、窯の床にくっ付いてしまい、完品で焼きの良いものが取れるのは一窯でも数本に過ぎません。

草來舎では、薪窯の薪は泰阜の赤松を使用しています。赤松の灰は小さくて軽く、大半は炎と共に煙突から吐き出されます。登り窯に火が入って80時間を過ぎ、窯の内部も器も光り始める頃、温度は1200度を超えて、土の表面も変化が始まり灰が付着してきます。器に着いた灰が器の土と融けあい、とろっと蜂蜜を流したようになります。これが「自然釉」です。

そうなればどんどん灰が厚く掛かり、「自然釉」の層が鏡のようになって、器に炎や窯の内部も映り込むようになります。「自然釉」は、窯の中に酸素がたっぷりあれば黄金色に、逆に酸素が足りなければ深い緑色に発色し、「ビードロ」とも呼ばれます。器が窯の床に溜まった熾きに近ければ炭素が入り込んで黒くなったり(コゲ)、紫色や銀色を発色することもあります(窯変)。赤貝の目跡も面白いアクセントとなります。

花入れの置かれた周りの様子によって、同じ物が二つとはない千変万化の渋い景色が表れるのが「焼締自然釉」ですが、何回も焼きこまないとなかなか思ったような景色は着きません。この花入れは、ビードロ、コゲ、窯変など、「焼締自然釉」の特徴を余すことなく伝える逸品です。

桐箱はご注文を受けてからの製作となります。2週間ほどお時間が掛かります。桐箱が不要な方はご注文の際、その旨をお伝えください。

口径約 9.5センチ 底径 10.8センチ 高さ 26センチ 桐箱付
登り窯焼成
作=慶

売り切れ
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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

〒399-1801 長野県下伊那郡泰阜村6218-22 あんじゃね自然学校内
電話番号 0260-25-2171 / FAX番号 0260-25-2850
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お知らせ


●年末年始休業のお知らせ

2018年12月29日より2019年1月5日まで発送休業日となります。メールでのお問い合わせには対応いたします。
●12月13日~16日、登り窯を焚きました。窯焚きの様子はブログをご覧ください。
●2019年最初の展示会は、6月中旬に日本橋髙島屋での予定です。

 

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