草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

飯碗作り・刷毛目

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2014年 7月 1日 火曜日
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梅雨なのに、なぜか雨も降らず、はっきりしない空模様が続いています。

時々ザーッとくることもありますが、今年は雨が少なくて農家の方は大変そうです。

泰阜 風景 夏

名古屋の展示会が終わって、会津や東京の展示会に向けて飯碗の制作中。

草來舎の飯碗の定番の代表格は、林檎や藁、松などの灰釉ですが、ずっと作り続けているものの一つに粉引や刷毛目があります。

飯碗 ご飯茶碗 陶芸 食器 灰釉

刷毛目 粉引 化粧土 技法 陶芸

鉄分の多い土に、白い化粧土で刷毛目の加飾をします。

化粧土は朝鮮半島の白土をベースに、独自に調整して作っています。

脱穀の終わった稲わらの先を束ねて刷毛にして、飯碗にサッと一周、化粧土を刷毛目するだけなのですが、簡単そうで難しい技法です。

刷毛の具合や化粧土の濃度、土との相性、そして心持ちで刷毛目の印象がガラリと変わります。

習字で字を書く時のような気持ちです。

飯碗 刷毛目 粉引 陶芸

刷毛目の器の魅力は刷毛目の勢いとその表情にありますが、もう一つは長い間お使い頂く中で、独特の味わいが出てくることです。

我が家でも日々使っている刷毛目の器があります。

食器 刷毛目 灰釉

刷毛目 食器 灰釉 民芸

刷毛目の大鉢は20年近く使っています。

刷毛目も透明感が出て深い色合い。

よく煮物を盛り込みますが、冷たい麺や丼物の丼にもよく使います。

楕円の鉢は使い始めたばかり、刷毛目がまだ若々しい印象です。

とても盛り込みやすい鉢です。

この平小鉢も毎日の食卓によく登場します。

和え物やお浸し、ちょっとしたものを盛るのに重宝しています。

長年使っていく中でしみが出てきて、これも良い感じ。

お茶道具の世界では、このしみを「雨漏り」と言ったりもします。

地味な印象もある器ですが、使い勝手がよく、入れるものを選びません。

また、育てがいのある器です。

お茶碗に刷毛目をしながらお客様にお使い頂くことを思いました。

(慶)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

〒399-1801 長野県下伊那郡泰阜村6218-22 あんじゃね自然学校内
電話番号 0260-25-2171 / FAX番号 0260-25-2850
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※制作中は直接電話に出られませんので、取り次ぎとなります。まずは、メールでお問い合せください。



お知らせ

●12月14日~17日、今年度初めての登り窯を焚きます!

●次回展示会は、5月~6月頃に日本橋髙島屋での予定です。詳細が決まり次第お知らせ致します。

 

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