草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

鹿骨で釉薬を作ろう・その2

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2014年 11月 6日 木曜日
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今年の5月に、伊那市長谷の「ざんざ亭」から鹿の骨をもらい、釉薬を作ろうと作業を始めて約半年。

(その時のブログはこちら

数少ない窯焚きの度に少しずつ調合を変えて試し焼きを重ね、やっと釉薬らしくなってきました。

鹿 釉薬 草來舎 

まずは窯で燃やした鹿の骨をスタンパーで粉砕。

鹿 釉薬 草來舎

粉末になった鹿の骨を、長石などと合わせて釉薬にします。

鹿 釉薬 草來舎鹿 釉薬 草來舎

しかし、すぐに釉として使えるほど溶けてくれるわけではなく、最初はご覧の通り。

鹿 釉薬 草來舎鹿 釉薬 草來舎

左の写真は鹿の骨だけを塗って焼いた場合。右は長石と合わせて焼いた場合。

どちらも溶けきらずで釉としては使えません。

鹿 釉薬 草來舎

一番右が最新の調合。

木曽の大平長石と合わせて、やっと少し釉らしくなってきました。

鹿 釉薬 草來舎でもまだ、「これが鹿の骨の釉薬です」と言えるほどの個性は出ていません。

12月には穴窯を、2月には登り窯を焚くので、その時までにもう少し調合を変えて、作り続けていくつもり。

山で鹿を捕る猟師さん、その鹿を食べるだけでなく、余すところなく使い切りたいというざんざ亭のご主人、自らも鹿を捌き、捨てられてしまう毛皮の製品開発に頑張っている友人など、里山を守り、里山の命をまるごと頂く仕事の一翼を担えればなぁと思います。

(葉子)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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お知らせ

●12月14日~17日、今年度初めての登り窯を焚きます!

●次回展示会は、5月~6月頃に日本橋髙島屋での予定です。詳細が決まり次第お知らせ致します。

 

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