つい何日か前、このブログで「泰阜は晩秋」と書いたのに、あっという間に冬本番がやってきました。
初雪です。
うっすらとした雪は昼には消えてしまいましたが、山は真っ白。
泰阜村は長野県でも南端なので、真冬でも雪はあまり降りません。
でも雪はなくても泰阜の冬は寒い!今朝も凍りついたような朝でした。
しかし!寒くてもなんでも、来週末には窯焚きです。
なので、今週末は作品を窯に入れる窯詰め、窯詰め、そして薪割り、薪割り。
一緒に窯を焚く山村留学の子ども達も、学校が休みの週末は窯詰め作業です。
写真に写っているのは、中学1年生と小学5年生の女の子。
中学生の彼女は去年も窯焚きを経験しているので、窯焚き初体験の小学生の彼女に、いろいろと教えながらの窯詰めです。
この山村留学の子ども達、子どもと侮ってはいけない、なかなかの仕事人集団です。
この週末も、緻密な窯詰め、何百本もの薪割りとフル稼働でした。
窯詰めは、窯焚きの成否を左右する大切な仕事。
作品の置き方一つで炎の流れが変わり、昇温にも大きく影響します。
それだけに神経を使いますが、窯焚きに向けて最もワクワクする時間でもあります。
あと二日、狭い窯に籠もっての仕事が続きます。
(葉子)