草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

穴窯の窯出し!

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2014年 12月 24日 水曜日
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先週末は穴窯の窯出しでした。

今回は80時間あまりの火との格闘。

果たしてうまく焼けているのか?

窯を開けてみるまでは不安でドキドキです。

穴窯 薪窯 自然釉 焼き締め

下の写真は、焚き上がりを決定するための色味(テストピース)です。

薪窯 穴窯 窯焚き 自然釉焼き物の粘土で作ったテストピースに釉薬が塗ってあり、焼成中にこれを窯の中から取り出して、釉薬の溶け具合から焼き上がりを判断します。

窯の記録としても大切な資料です。

テストピースでは釉が溶けていたのですが、窯全体ではどうだったのか?

窯の前列から順番に、ゆっくり丁寧に作品を出していきます。

窯出しをしながら、釉薬の溶け具合や灰の飛び方などを確認。

今回の窯焚きで炎が窯の中をどのように流れたかを見て、次の窯焚きにつなげます。

薪窯 穴窯 信楽 自然釉 伊賀焼

作品を窯から出したら、砥石で器の裏や表面を擦って水洗い。

すると、薪窯独特の様々な表情が現れてきます。

毎回違う顔を見せてくれるのが薪窯の作品。

今回も面白いものが焼きあがりました。

薪窯 穴窯 信楽 伊賀焼

上の写真は釉薬を掛けない自然釉の大壷の表面です。

二度目の焼成で150時間ぐらい焼いています。

赤松薪の炎と灰が降り積もって表面で溶けて自然の釉薬となり、熾にうもれた部分は焦げて炭化しています。

信楽焼 伊賀焼 自然釉 花入れ 薪窯 穴窯

伊賀焼 信楽焼 自然釉 薪窯 穴窯

こちらも釉薬を掛けていない花入れ、これも二度目の焼成。

信楽の土は火に強く、同じものは二つとない焼き上がりとなります。

千変万化、野の花が映える花入れ。

他の器にも薪窯でしか得られない表情が。

穴窯 薪窯 信楽焼 伊賀焼 焼き締め 自然釉 自然釉の信楽の扁壷。

薪窯 窯変 穴窯窯変の片口。窯の中で自然に掛かった松灰がいい感じ。

穴窯 薪窯 自然釉

自然釉の蕎麦猪口。内側と口辺に掛けた林檎灰釉と、窯の中で降った松灰が合わさって独特の色合い。

穴窯 薪窯 

焼き締めのビールカップ。

きめ細かい泡立ちでビールを美味しくしそうです。

李朝 薪窯 灰釉 刷毛目 朝鮮陶

刷毛目の浅鉢。

温度の上がりすぎない場所で柔らかく焼いた鉢です。

刷毛目は使いながら変化していくので、育てがいのある器です。

薪窯 穴窯

窯出しが済んで、掃き清められた穴窯。

薪窯 穴窯窯焚きが済んだ薪小屋。

残った薪は、登り窯の薪小屋に運んでしまって薪小屋は空っぽ。

薪窯 登り窯 穴窯

登り窯の前には今年山から出した赤松が山積み。

薪割りされるのを待っています。

登り窯の窯焚きは2月中旬。

寒さの厳しくなった山里で、次の窯焚きへ向けて準備の日々です。

(慶)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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お知らせ

●12月14日~17日、今年度初めての登り窯を焚きます!

●次回展示会は、5月~6月頃に日本橋髙島屋での予定です。詳細が決まり次第お知らせ致します。

 

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