草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

穴窯・子どもの作品WEB展覧会

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2014年 12月 29日 月曜日
■写真をクリックすると拡大表示します。ぜひ、ご覧ください!■

今回の穴窯の窯焚きを一緒に行った山村留学の子ども達とスタッフの作品を紹介します。

(窯焚きの様子はこちら

この穴窯の窯焚きは、子ども達が山から薪となる木を出すことから始めます。

自分の体重より重いような丸太を山から出し、それを1本1本斧で割り、緻密な窯詰めや窯焚きも大人と一緒に行いました。

都会で暮らしていれば、お金さえ出せばいろいろなモノが手に入りますが、そのモノの成り立ちを知ったり、自ら深く関わることは殆どありません。

また、モノの成り立ちが見えにくくなっているのが現代の社会でもあります。

ひとつのモノができあがるまで、そこにある人間と自然の関わり、知恵の積み重ね、たくさんの人との協力、協働。

モノができるまでの、そんな本来の成り立ちを、子ども時代の体と心に刻みながら、できあがったモノとこれからもずっと付き合っていってほしいと思います。

穴窯 窯焚き 草來舎穴窯 窯焚き 草來舎 自然釉 灰釉

左:中1の女の子作 鉛筆立て(小物入れ写真立て付き)。 友達へのプレゼント。

右:左はスタッフ作 右は中1女の子作のコップ。どちらも灰釉に薪の松灰が溶け込んで透明感のある仕上がりに。

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左:中2の女の子が作った家族のための小鉢。刷毛目に松灰釉がたっぷり。彼女はロクロを練習して、これはロクロ挽きの作品です。使いやすそう。

右:スッタフ作の小さな注器。釉薬は掛けていない焼き締めです。穴窯らしいかせた渋い上がり。小品ながら迫力があります。

穴窯 窯焚き 草來舎 自然釉 灰釉スタッフ作のシーサー。顔が本人にそっくり。写真では小さく見えますが、なかなかの大作。彼はもう一対作って登り窯で焼く予定。対になるのが楽しみ。

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左:左はスタッフ作のコップ。右は中1の女の子作のコップ。手びねりの形に端正な鎬。彼女の誠実な仕事ぶりは、穴窯の強い焼きにも負けません。

右:スタッフ作の焼締め自然釉の作品。外側に全く釉薬は掛けていませんが、薪の松灰がたっぷりと掛かって実に見所のある器となりました。

穴窯 窯焚き 草來舎 自然釉 灰釉中2の女の子が従兄弟のために作った大皿。リムの林檎灰釉と、見込みの薄掛けの楢灰釉が、彼女の読み以上の仕上がりとなりました。線刻の絵付けの線が繊細。

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左:小4男の子作、マーブル模様の焼締め鯨。

右:スタッフ作、藁灰釉の急須と湯呑のセット。

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左:スタッフ作の小鉢。呉須のおおらかな絵付けに楢灰釉の透明感がマッチ。

右:虫好きの中1の女の子作。精密なオスとメスのカブトムシ。存在感たっぷり。

穴窯 窯焚き 草來舎 自然釉 灰釉スタッフ作のマグ。ガス窯まで焼くと真っ白になる長石釉が、薪の炎の当たるとこれだけの表情が出ます。それに窯の中で薪の松灰が掛かり、口辺から自然釉が流れ、さらに豊かで複雑な景色となっています。

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小4の女の子が作った、家族分の小鉢とハンコ。小鉢の見込みには野菜の絵の線刻。その線に松灰釉が流れ込み、優しい色合いに。ハンコのてらいのない絵付けも素敵。

穴窯 窯焚き 草來舎 自然釉 灰釉中1の男の子作、焼締めの河童。これも本人にそっくり!

穴窯 窯焚き 草來舎 自然釉 灰釉

左は中1女の子作の焼締め花入れ。右は小4男の子作の長石釉花入れ。かたや計算された形、かたや気ままに手びねりで作り上げた形。対照的だけど、どちらも穴窯の強い炎をくぐり抜けて、より強く魅力的な形になりました。

出来上がったそれぞれの作品は、これから大切な人に贈ったり、家族や自分で使ったり。

モノは作っておしまいではなく、大切に丁寧に作った作品を、時間を掛けて育てていく楽しみがあります。

これから使い続けることによって、焼き物は艶を増し、手に馴染み、色合いが深まって、愛着も増してくるでしょう。

手を掛けたモノが暮らしの中にある豊かさを感じながら、大人になってもずっと、大切にしてもらえたらなと思います。

(葉子)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

〒399-1801 長野県下伊那郡泰阜村6218-22 あんじゃね自然学校内
電話番号 0260-25-2171 / FAX番号 0260-25-2850
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※制作中は直接電話に出られませんので、取り次ぎとなります。まずは、メールでお問い合せください。



お知らせ

●12月14日~17日、今年度初めての登り窯を焚きます!

●次回展示会は、5月~6月頃に日本橋髙島屋での予定です。詳細が決まり次第お知らせ致します。

 

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