草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

りんご灰釉のテストピース

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2015年 7月 17日 金曜日
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本焼きの度に灰釉の焼成試験を繰り返して行います。

灰釉 草木灰釉 天然灰釉 

りんごの灰から作った釉薬の試験です。

調整している釉薬を素焼きに施釉して試しに焼いてみます。

これをテストピースと呼びます。

3つのテストピースごとに微妙に風合いが異なります。

灰釉はその原料となる灰によって色合いが異なります。

その灰釉の中でも特に個性が強いのはりんごの灰釉。

品種や土地などの影響にもよるのか、同じりんごの灰でも様々です。

その灰の個性を生かす配合を心がけています。

草來舎の灰釉の調合はいたってシンプル。

灰と長石とわずかな粘土。ときによって田んぼの藁灰を加えます。

単純なだけに誤魔化しがききません。

灰釉 長石 天然 焼物

草來舎の灰釉の基になる地元産の長石。

灰釉 天然灰

こちらは松灰釉のテストピース。

緑色が美しい。

赤松は鉄分を僅かに含んでいるので、還元焼成だと緑色に発色します。

灰釉 酒器 和食器

土の異なるぐい呑に施釉しての試験。

土と釉薬の相性も大事です。

灰釉 

最終調整が済んで調子のよかった釉薬をマグカップに掛けます。

実際に器に施釉してみるとまた印象が変わります。

こうして幾度となく調整を繰り返しながら釉薬を仕立てていきます。

手がかかりますが、灰の個性をどのように生かすか楽しい仕事でもあります。

焼き上がりが今から楽しみです。

台風の影響で雨風が強くなっていますが、明日の未明には窯に火を入れます。

無事に焼けますように。

(慶)

 

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信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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