草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

地域の自然と暮らしから学ぶWS・その4山で眠る

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2015年 11月 6日 金曜日
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今回のワークショップでの大きなチャレンジのひとつは、「山の中でひとりで野宿すること」

ひとり、軽装で野に横になることは、とても面白い!

茜さんの家のまわりは、一番近い家でも1キロ以上離れていて人の気配すら無く、夜は本当に真っ暗。

しかも最近は秋も深まり、夜はだいぶ冷えてきています。

自然とたっぷり向き合う貴重な機会ではありますが、寝袋で寝ることも初めての参加者がいる中でのチャレンジ。

参加した保育士さん達は、やる気と覚悟を固めて来ていても、実際に現場に身を置いてみてどうなるのか。

見守るこちらもドキドキです。

それでも5人のうち3人は、単独で山に野宿することに決定。他の2人は念願だったツリーハウスを作ってそこで寝ることに。

野宿組の3人は山の中を歩き回って、一夜の住処となる、寝床の場所を探します!

自分だけの住処を探すことは創造的で楽しい。

山の中で寝る場所を探していたら、鹿の寝床を発見。写真の真ん中に写っている窪みが、鹿の寝床です。

ここは森の獣たちが、ふだんに暮らす場所なのです。

環境教育 自然体験 草來舎ティピーで寝ていた時も、ごく間近に鹿の鳴き声が聞こえていました。

山の中で3人が歩き回って、それぞれ寝床に選んだ場所はこちらです。

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ひとりは3本の太く大きな松の根元に。

寝そべって上を見ると、太い幹と重なり合った松の葉が少し鬱蒼として、松の木に守られているような安心感。

もうひとりは広葉樹の木立の下の少し平らに開けた場所。

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上を見ると秋の日差しが葉に透けてキラキラ光っていました。

もうひとりは山の尾根近くにあった窪みに寝床をセット。

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野宿組が山の中で寝床を作っている頃、ツリーハウス組の2人は、茜さん宅の竹林で竹を伐採中。

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最近使われることも少なくなった竹林は、どこも繁茂して荒れています。

そんな竹林の中で竹を思うように伐り出すのは難しい。鋸の使い方、枝の打ち方一つでも思うようにはなりません。

足場の定まらない斜面ではなおさら。それでもがんばる!

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伐りだした竹は、朝のうちに探しておいた、ツリーハウスを作ると決めた梅の古木に運びます。

寝れるツリーハウスを作るには、作業量はかなりのもの。

どの場所に竹を渡せば広く快適で安全な空間を作れるか、そこがツリーハウスの勘所。

2人で相談しながらおおよそが決まると、まずは竹で基礎になる枠組みを作り、梅の木にしっかり固定していきます。

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茜さん宅の物置にあったヒノキの「ナル」(檜の幼木を間伐して用材としたもの)を見つけて床材にすることに。

ここから日暮れまでが、まさに時間との戦い。

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材を縛る縛る!2人で力を合わせて、なんとか暗くなる前に完成までこぎつけました!

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でもこの梅の木の下は斜面で、寝ている間に転がり落ちでもしたら大変なことに。

知恵を巡らして、グラウンドシートを鳥の巣のように張りました。

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日も落ちて、あたりが静けさに包まれた頃。

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ティピーの中で焚き火。

ティピーは上部が煙突のようになっていて、中で焚き火をしても全然煙くなりません。

それでいて暖かい。なんという知恵。

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今夜はワークショップ最後の夜。焚き火を囲んで、鹿や猪の肉や、マシュマロを焼いて食べたり、梅酒やワインも開けました。

火は不思議。火を囲んでいると、人と人との距離が、自然と近くなる気がします。

そして、ひとしきり語り合ったあと、それぞれの寝床へと向かって行きました。

環境教育 自然体験 草來舎翌朝、夜明けとともに目が覚めて、早々の撤収作業。

心配した寒さもそれほどでもなく、野宿組もそれなりに眠れたようです。

山の中で眠ることは、不安や恐怖もあったと思いますが、それを乗り越えたことの達成感も大きかったのでは。

都会では感じることのできない、自然への畏怖、そこで連綿と営まれてきた人々の暮らし。

たった4日間のワークショップでしたが、その一端に触れる日々でした。

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(慶・葉子)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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