草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

三島の器をつくる

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2016年 4月 3日 日曜日
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5月の日本橋髙島屋の展示会に向けて、「三島」の作品を制作しています。

三島とは朝鮮半島から伝わった技法です。

焼き物の胎が柔らかいうちに陶の印を押し、そのへこみに白化粧土を埋め込んで、削り出して模様を出します。

三島神社の暦にその模様の様子が似ているので、「三島」とか「三島手」とか呼ばれます。

象嵌や印花ともいいます。

陶芸 印花 三島 技法 白化粧 化粧土 粉引 李朝 

リズムよく同じ調子で陶印を押していきます。

気持ちの乱れが模様に出るので、コツコツ丁寧に。

三島 粉引 象嵌 技法 陶芸 白化粧 李朝 朝鮮 刷毛目陶印を押し終わると、こんな感じ。

胎の粘土が硬すぎても柔らかすぎても、きれいに印花できません。

ゆっくりと乾燥具合を見計らって仕事を進めるので、今日のような曇りの天気が、この仕事にはちょうどいいのです。

三島 粉引 象嵌 技法 陶芸 白化粧 李朝 朝鮮 刷毛目

ひとうひとつ手作りの陶印。

粘土で作って素焼きして使っています。

三島 粉引 象嵌 技法 陶芸 白化粧 李朝 朝鮮 刷毛目陶印を押した跡が硬くなった頃、指や刷毛で化粧土を塗り込め、乾燥したら削り出し。

三島 粉引 象嵌 技法 陶芸 白化粧 李朝 朝鮮 刷毛目

この模様を削り出していくのが根気のいる作業。

強く削れば模様は消えてしまい、削りが浅ければ模様が出ません。

その塩梅が、難しくも楽しい作業です。

三島 粉引 象嵌 技法 陶芸 白化粧 李朝 朝鮮 刷毛目

今回は楢の灰から仕立てた透明な釉薬を掛けます。

模様の出方も焼きで大きく変わります。

三島は手間はかかりますが草來舎の技法の中でも大切な仕事です。

(慶)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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お知らせ

●12月14日~17日、今年度初めての登り窯を焚きます!

●次回展示会は、5月~6月頃に日本橋髙島屋での予定です。詳細が決まり次第お知らせ致します。

 

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