草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

登り窯の窯出し

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2018年 12月 25日 火曜日
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先週焚いた登り窯の窯出し。

窯焚きから1週間たって、やっと窯が冷めました。

まだほんのり温かいレンガの扉を外すと、一緒に窯を焚いた子ども達から歓声が。

窯焚きを振り返りながら、ひとつひとつの作品の焼き具合を確かめつつ、窯から出していきます。

この窯出しをして初めて、窯詰めから窯焚きまで、自分達の一連の仕事がどうだったのか、その全体像が見えてきます。

釉の溶け具合、還元や酸化の掛かり具合、狙った通りの物も、思いがけない物も。

窯から作品を出した後は窯の中を掃除して、わずかに残る松の灰を集めます。

あれだけ燃やしても、取れる灰は大きめのレジ袋一袋分くらい。

高温で焼き切った純度の高い松灰です。

この松灰で松灰釉を仕立てます。

その松灰釉を掛けた子どもの作品。

小6の男の子が、一生懸命ロクロで筒上げを練習して作った花入れ。

小5の女の子が友達に作った松灰釉の魚皿。

中1の男の子がロクロで作った花入れ。松灰釉と似た緑色ですが、これは織部釉。友人へのエール刻文入り。

小6の男の子、家族分の汁碗。楽しい!形。

スタッフの作品。粘土を編むのは大変、しかも無傷で焼き上がった苦心作。

家族で書道を嗜む小5の女の子、家族分の筆洗。

縄文時代に入れ込んでいる小4の男の子、土偶の国宝シリーズ作っています。これは仮面の女神。

そして縄文の女神。

難しい形を作り切りました。

そして草來舎の作品。

林檎灰釉鉢。登り窯でしか出せない独特の青み。

松灰釉酒器。

楢灰釉のマグ。同じ楢灰釉でも窯の中での置く場所によって発色が違います。

松灰釉の擂鉢型片口鉢。松灰を掛けた上からも、窯の中で赤松薪の灰が降り掛かり、色に深みを加えています。

信楽自然釉蹲花入。釉を全く掛けず、窯の中で赤松薪の灰が降り掛かって自然と釉薬状になったもの。薪の窯でなければ焼けない一点物。

南蛮皿。登り窯の煙道に入れて焼いた作品。強還元、炎が激しく通る場所で焼き切りました。使い込むほどに艶が増してくる作品です。

この冬は2月にもう一度登り窯を焚きます。

(葉子)

 

 

 

 

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

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6月21日(金)~27日(木)、名古屋市覚王山・ギャラリー安里での展示会が終了致しました。ありがとうございました。
8月7日(水)~10日(土)、京都・五条坂陶器まつりに出店します。

 

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