草來舎のやきもの 草來舎の焼物ができるまで

同じ林檎灰釉でも

 カテゴリ : ブログ[器と食・里山の暮らし] | 2011年 1月 22日 土曜日
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今年の冬にストーブで燃やした林檎の木の灰は、水簸が終わり、近々釉薬に仕立てます。灰釉は手間が掛かりますが、深くて素朴で透明感のある色合いは、他のものには替えられません。

展示会などでよく「いろんな釉薬がありますね」と言われますが、私達の場合、釉薬は、林檎、松、藁、どんぐり、長石(これは灰ではなく石の釉薬)の五種類。それに焼締や自然釉。そんなに多い方ではないかな。

私達の釉薬は、すべて泰阜近隣の里山の恵みによって支えられています。木は燃やして灰にすると、ほんの少しになってしまうので、安定して灰釉にできるのはこの四種類くらいなのです。

たまに梅や竹、梨などで釉を仕立てたこともありますが、いつもいろいろな木が大量に手に入るわけではありません。

自然の物から成り立っている釉は、同じ林檎の釉でも、品種や年によって微妙に色合いが違います。また、土との組み合わせや焼き方によっても、それぞれ違う魅力的な色合いを見せます。
同じ林檎灰釉でも

写真はすべて林檎灰釉の器。左上の器は赤土の酸化焼成。(酸素たっぷりの炎で焼いたもの)右上は白土の還元焼成。(酸欠の炎で焼いたもの)下は赤土の還元焼成。

左上と下は焼き方が違うけど土が同じ。右上と下は土は違うけど焼き方が同じ。ひとつの釉でもこれだけの表情の違いが生まれるのです。焼き物って、奥が深い。

(葉子)

 

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工房草來舎は夫婦二人の小さな焼き物工房です。
信州伊那谷の南端泰阜(やすおか)村に登り窯と穴窯を築き、薪窯による「焼締自然釉」や、天然の「灰釉」を中心に、日々の暮らしを彩る器を作っています。

20年間に12600人の方にお届けした器は、今やほとんど見られなくなった昔ながらのやり方で焼き上げたものです。器の美しさに、安全・安心を添えてなお手元に届けます。詳しくは「工房草來舎のやきもの」をお読みください。

〒399-1801 長野県下伊那郡泰阜村6218-22 あんじゃね自然学校内
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